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| 2012年頭にあたり |
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公益社団法人京都保健会
理事長 三浦次郎 |
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新しい年を迎え、お喜びを申し上げます。
昨年は、京都民医連中央病院地域医療棟(西館)建設と上京診療所開設に多大なご協力を頂きありがとうございました。おかげさまで、大きな混乱もなく、開始・運営することが出来ました。ご協力頂いたすべての皆様に深く感謝申し上げます。
京都市内で5番目になる緩和ケア病棟(14床)を地域医療棟内に設けました。“ターミナル”だけでなく、一度入院してもまた元気になってお家に退院される方もおられます。部屋代を徴収していないため、安心して入院して頂いています。リハビリも必要に応じ対応しています。新しい時代にマッチした緩和ケア病棟として発展させる所存です。
上京病院を引き継いだ上京診療所は、開設当初は電子カルテを導入したこともあり、待ち時間が長くなりご迷惑をかけましたが、今は落ち着きました。3階には友の会事務所をおき、地域の方々の活動拠点として活用して頂いています。健診にも力を注いでいますので、お近くの方はぜひご活用ください。中央病院から、診療所(仁和、上京、紫野)を巡る送迎バスも毎日定期運行していますので、ご利用して頂けると幸いです。
昨年4月に京都府内の医療系法人として最初に公益社団法人の移行しました。
1956年設立以来、お金のあるなしにかかわらず、また、社会的困難を抱えた人にも、必要な医療を提供してきたこと、また、安全で安心な医療を提供するために、看護学校を運営し、医師研修を、中央病院を始め全職員の力で発展させてきたことなどが評価され、公益法人として認められたのだと思っています。今後も民医連綱領にもとづき、より一層、安全で安心な医療・介護をすべての人に提供できるよう頑張っていきますので、ご指導を宜しくお願いします。
さて、患者さんを取りまく状況は一層深刻になっています。収入が一定以下の人の窓口負担を減免していますが(無料低額診療事業)、当法人の減免額、年間1億円程度でしたが、急激に増え、今年度は1億5千万円になる見込みです。経済的に苦しい人が多くなっていることを反映していると思います。しかしこれは氷山の一角に過ぎません。京都市国保料は3年連続上げられ、たとえば年収300万円4人家族で、年間の国保料は45万円に達します。国保料を払えない人が多くなり、昨年は約5千世帯が国保証を取り上げられました(資格証明書発行)。これらのことは、今年2月の京都市長選挙で大きな争点になります。国保料の引き下げ・国保証の取り上げ中止だけでなく、公的医療の充実・発展、そして地域振興・活性化、安心して住み続けられる街づくりも私たちの大きな要求ですし、その一端を担う所存です。皆様のご協力も宜しくお願いします。 |
| 2012年1月4日 |
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